エア使用量を最大80%削減、エネルギーコストとCO2排出量の低減に貢献

工作機械を代表する過酷な環境で使用されるクローズドタイプのエンコーダは、オイルミストや切り粉などの汚れの侵入を効果的に防ぐために、エンコーダ本体への圧縮空気の供給が不可欠です。

FORTiS の高い密封性を確保する独自設計の DuraSeal リップシールは、エアパージの使用量とエア漏れを大幅に抑制し、従来タイプの光学式クローズドタイプエンコーダと比較して最大で80%のエア使用量が削減できるため、工作機械の生涯にわたるエネルギーコストとCO2排出量の大幅な低減が見込めます。

 

工作機械の省エネ化に大きく貢献する FORTiS を、ぜひこの機会にご検討ください。

24時間の常時供給、3軸分の差は大きい

 一般的に工作機械は、X・Y・Zの直線3軸が構成され、各軸にエンコーダを搭載します。

 

1軸で節約が可能な8L/minのエア消費は、3軸分で3倍の24L/minとなるため、最高三桁Lのエアを使用する工作機械においても、その割合を無視することはできません。

 

 エンコーダのエアパージは、加工を行っていない待機時や電源が投入されていない休止状態でも変わらずに24時間の常時供給が必要です。

 

 

最大で80%の削減は、従来1日で使用していたエア使用量でFORTiSの5日分のエアをまかなえることを意味します。

FORTiS クローズドタイプリニアエンコーダ

FORTiSはレニショー初となるクローズドタイプのリニアエンコーダです。

 

クーラント液や加工粉などの影響を受ける工作機械での使用を想定して設計されたFORTiSは、IP64の防塵/防水性能を有し、過酷な環境でも安定した動作を確保します。

 

また、RESOLUTEで培ったシングルトラックのアブソリュート(絶対位置)テクノロジーを搭載しており、位置フィードバック、モーションコントロール、精密測定そして過酷な環境においても優れたパフォーマンスを発揮します。


既存エンコーダからの置換えを容易に実現

FORTiSの取付穴は、現在多くのお客様が使用している工作機械用リニアエンコーダと同じ位置・穴径に配置しています。置き換えのためにメカ設計を変更する必要が無く、低コストかつ短時間で簡単に取付けできます。

ハイスペックなエンコーダ仕様

FORTiSは、最高分解能1nm・最高速度240m/minに加え、周期誤差や耐振動性、エアパージ量などの項目を高い水準で実現したハイスペックな位置決めエンコーダです。


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