良好な測定となるかどうかは、ワークとスタイラスの接触するポイントで精度を維持できているかどうかに大きく左右され、スタイラスの剛性や先端の真球度はアプリケーションに関わらず常に重要です。
使用環境や保管を徹底的に管理すれば、スタイラスは十年以上の使用が可能ですが、気が付かないうちに傷や磨耗・汚れが生じてしまっている場合が多くあります。
レニショーのプローブは消耗品です。
年数・回数を重ねるに従い、内部部品の磨耗・経年劣化や衝突や使用時の過負荷によって精度不良が発生する可能性が高くなります。
現在、製品を5年以上使用している、あるいは衝突や落下、過負荷等のダメージを与えてしまったなど、お心当たりがございましたら、この機会での検査をお勧めいたします。
レニショーでは、測定機用プローブの繰り返し精度や方向性・測定圧などを把握することができる有償のサポートを行っております。
みなさまの測定への信頼性向上にご活用頂けましたら幸いです。
下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問合せください。
▼ 検査項目
・外観 検査 ・繰返精度 検査 ・信号出力 検査 ・報告書の発行
▼ 対象製品
TP1 / TP2 / TP6 / TP20 ボディ / TP20 モジュール
TP7M / TP200 ボディ / TP200 モジュール
▼ 検査費用
通常価格 ¥ 10,000~ -/1 ヶ (製品によって異なります)
▼ 代替交換 / アップグレード
精度不良などの不具合の発生が確認された場合、
代替交換またはアップグレードを実施いたします。( 対象製品のみ)
10 年未満 不具合品下取での代替交換修理
10 年以上 後継機種へのアップグレード、新品代替修理
トリガー数(ワークへのタッチ数)
TP1, TP2, TP6, TP20 :1,000,000 回
TP7M, TP200ボディ :20,000,000 回
TP200 モジュール :12,000,000 回
モジュールの着脱
TP20, TP200 :25,000 回
※ 上記はあくまで参考値です。使用状況や環境により寿命時間(期間)は前後します。
スタイラスを床や定盤に落としてしまったことや自動送り中にワークと干渉してぶつけてしまった経験はございませんか?
先端球に使用しているルビーは、ダイヤモンドに次ぐ高硬度の材料ですが、衝撃に対する強さである靭性(じん性)はあまり高くなく脆いため、当たった箇所が小さく欠ける場合があります。
レニショーでは、より正確で信頼性の高い環境で測定いただくために、精度にすこしでも不安を感じたらスタイラスの表面状態の確認と清掃、または交換することを推奨しています。
高精度な測定を円滑に行うためには、測定要件に合った選定が必要です。
パーツの公差が厳しい場合や長いスタイラスが必要な場合、これらの選択による精度への影響度を慎重に検討する必要があります。
スタイラスの選定方法や使用方法の詳細は、技術資料「高精度スタイラス」をご覧ください。
レニショーのプローブおよびスタイラス(測定子)や測定機用固定治具 Fixtures は、各パーツを1個からご購入いただくことが可能です。
ウェブショップでは、製品の価格と仕様をご覧いただけます。
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